イアン・ブレマー氏「新型コロナウイルスは、私の生涯で最大の危機」の意味

政治

ガチの100年に一度の危機到来?

最近、微妙に体調悪くてイマイチブログ更新できてなかったのですが、久しぶりに更新・・・

今回取り上げたいのは、こちらのニュース・・・

地政学的リスク分析を専門とする米コンサルティング会社、ユーラシアグループは、毎年1月に世界の10大リスクを発表している。新型コロナウイルス感染拡大がパンデミック(世界的大流行)となる中で、19日、ユーラシアグループは、2020年10大リスクの改訂版を発表した。改訂版を出すのは初めて。

「新型コロナウイルスは、私の生涯で最大の危機」= 国際政治学者イアン・ブレマー氏

今回この2020年10大リスクの改訂版を発表したユーラシアグループ社長で国際政治学者のイアン・ブレマー氏は、改訂版を出したのは理由を、「新型コロナウイルスは、私の生涯で最大の危機だからだ」と述べている。

ロイターの日本語版で配信されているニュースだけど、何故かインタビューが動画でしか配信されていない。結構重要な内容だと思うので書き起こししてくれればいいのに、と思うけどまあ仕方ない。

とりあえず、このイアン・ブレマー氏の発言の要点と私なりの解釈を書いていきたいと思う。

前代未聞の経済危機

パンデミックに関する説明もしたいのだけど、とりあえず今回は経済問題に関して。

リーマンショック以来の危機と言われるコロナショックだが、実際の経済的打撃はリーマンショックどころではない、リーマンショック時のアメリカのGDPの下落は2%だけど、今回のコロナショックで、アメリカ金融大手のゴールドマン・サックスは、2020年4~6月期のアメリカのGDP成長率の見通しを、従来のマイナス5%からマイナス24%へと下方修正(年率換算)。さらに、セントルイス地区連銀のブラード総裁は、GDPが4~6月期にはマイナス50%、失業率も30%に達すると発言している。

1929年に起きた世界大恐慌時ではアメリカのGDPはピーク時から4年間で半減(1929年:100⇒1933年:53.6)したが、仮に、現在の自粛が1年続けば、最悪1年間でGDPが半減するというまさに類を見ない未曾有の状況ともなり得る(さすがにそんなことにはならないと信じたいが)。

世界秩序の変化

で、先のブレマー氏がどういうことを言っているのかというと、今回の危機は世界の秩序の変化であると。

そこでブレマー氏は、通常の景気循環における「景気後退」と区別して、「地政学的後退」という言葉を用いている。このインタビューでインタビュアーがこの「地政学的後退」という言葉の意味を問うているが、ブレマー氏は「景気が循環する周期」と区別して「世界秩序がまとまったり崩れたりする周期だ」であると述べ、まさにこのコロナショックは「世界秩序が崩れる状況」であると捉え、また現在は「新しい秩序が形成されていない状況」であるという。

そして、さらに悲劇的なのが、現在がこのようにこれまでの秩序が崩壊し、なおかつ新しい秩序が形成されていない特別な危機的状況であるということが理解されていないことだというのだ。

ブレマー氏の見方は正しいか?

私個人として、必ずしもこのブレマー氏の見方に全面的には賛成はしない(その理由は、今後の記事で説明していきたい)。

ただ、多くの人々が今回のコロナショックが世界秩序に与える影響を理解していない(正確には、世界秩序に重大な変化ももたらしうるショックだという認識が欠如している)という点は正しいと思う。

というのも、多くの評論家が今回の問題に関してあまりにも微視的な視点でしか捉えられていないと感じるのだ。もちろん、誰であっても、今後感染状況はどうなるのか?医療崩壊は起きるのか?経済にどの程度のマイナスの影響を与えるのか?等々具体的な問題について知りたがっているし、それに応えることが必要なのも理解出来るのだが、おそらく、そういった個々の具体的な事象だけでは、今回のコロナショックの持つ意味を捉え損なうように思える。

まあ、そんなワケでちょっとしばらくブログ更新休んでしまったのだけど、またちょこちょこ更新してく予定なので、このコロナショックの持つ意味合いについてもアレコレ書いていきたい。

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コメント

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