経済対策の規模と真水の違いがあまり理解されてない件・・・

経済

あまり理解されてない経済対策規模と真水の違い

先日、『自民党30兆円規模経済対策「やるやる詐欺」にご注意を』という記事を書いて、経済対策の規模と真水の違いについて説明したのだけど、やっぱりこの違いってあまり理解されてないんだなーと思った。

先の記事でも解説しているが、真水は20兆円程度なので、あとは融資枠や信用保証枠の拡大とかでかさ上げしてるだけ。

それまで、「30兆円規模の経済対策」と言っていたのが、56兆円とか60兆円規模になったことで凄く増えたような感じがするけども、実際にGDPを押し上げる「真水」の部分の増加は5兆円程度。

正確な理解に基づいた政治批判を

自分としては、あまりネット言論的なものを批判するつもりもないのだけども(そもそもこのブログ自体がいわゆるネット言論だし)、やはりある程度正確な理解は必要かなーと。

例えば、先日日経新聞に掲載された『経済対策「60兆円規模を」自民提言』と題する記事では、副題が「財政支出20兆円 現金など10兆円超給付も」となっていて、先の経済対策規模と真水の違いを理解していれば、「ああ、真水は20兆円程度なのね」ということがすぐに理解できる。

自民党は30日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた経済対策について、事業規模60兆円、国の財政支出20兆円規模で実施するよう求める提言をまとめた。現金給付やクーポン券の発行を組み合わせ、消費税率5%減税分に相当する約10兆円を上回る給付措置の実現を訴えた。収入が減った個人や世帯への現金給付では、具体的な金額や対象を盛り込まなかった。

経済対策「60兆円規模を」自民提言  財政支出20兆円 現金など10兆円超給付も

最近では、経済政策について考える上で、「まずは財源の確保の議論から」といった財政ファースト的な空気から、もう少し柔軟な議論に変わりつつある(まあ、逆に言えば健全な財政とか言ってられないほど危機的状況に陥っているとも言えるが)のだが、そういった議論の柔軟性に加えて、もっと正確な知識や理解が広く共有されるような状況になれば良いのにな、ということを感じた。

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